どうも、ベルツリーです。
『名探偵コナン』に出てくるちょっとした知識について深堀していくコナン雑学。
今回は、週刊少年サンデー2021年27号“風の追跡”で出てきたナンバープレートに使用できないひらがなについて調べてみました。
※ネタバレを含む可能性があるのでご注意ください。
追跡中の車のナンバープレートは偽造ナンバー
誘拐された博士を救うべく犯人を追跡するコナンだったが、犯人の車にぶつけられて高速道路から落とされそうに…。
そんなピンチを救ったのが、神奈川県警の白バイ警官の萩原千速。彼女はコナンが事件の概要を伝えると疑うことなく「君がそう言うのなら…そういう事なんだろう…」とすべてを信じ、コナンとともに犯人の車の追跡を開始します。
トランクに閉じ込められた博士とは、探偵バッジを通して通信できていたものの、追跡メガネが示す位置には博士はおらず探偵バッジが捨てられていた…。
車のナンバーは? と聞く千速にコナンは「覚えているけどひらがなの「し」が付いていたから絶対偽造ナンバー!」と伝えます。
そう、車のナンバーには使えない“ひらがな”があったんです。
車のナンバーで使えない“ひらがな”って? 理由は?
車のナンバーで使えない“ひらがな”については、47巻の“奇妙な一家の依頼 疑惑を持った蘭”にて、新一が蘭にバスのなかで話していましたね。
このときの偽造ナンバーにも、ひらがなの「し」が使われていました。
ちなみに、ひらがなの「し」が使われない理由は、今回のfileでも出てきますが、死を連想させるためです。
そのほかで使われていないひらがなとその理由については、以下になります。
・「お」:「あ」、「す」、「む」と見間違える可能性があるのと、「を」と発音が近いため
・「へ」:「屁」を連想させるため
・「ん」:発音しづらいため
「お」や「し」、「ん」は分かりますが、「へ」の「屁」を連想させるためというのはちょっと驚きですね。
ちなみに、ナンバープレートの数字も下2桁が「42(死に)」と「49(死苦)」と縁起が悪いため使われていませんでしたが、ナンバーが希望制になり指定した場合は使えるそうです。
ついでに…
自家用車の場合、軽自動車はナンバープレートのひらがなが「あ」から始まって、普通車は「さ」から始まるそうです。
事業用車両の普通車は「あ」~「こ」、「を」、事業用車両の軽自動車は「り」と「れ」を使われることはないそうです。
参考
