【コナン雑学】ヘボン式と訓令式の違い(週刊少年サンデー2020年47号“闇夜の追跡劇”)

 どうも、ベルツリーです。

 今回からコナン雑学と題して、『名探偵コナン』のトリックなどで出てくるちょっとした知識について深堀してみたいと思います。

 初回は、週刊少年サンデー2020年47号“闇夜の追跡劇”で出てきたローマ字の表記の「ヘボン式」と「訓令式」の違いについて調べてみました。

※ネタバレを含む可能性があるのでご注意ください。

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ローマ字表記の違いで仲間がピンチに…

 FBIの仲間が次々と殺害されてしまう事件が発生しており、その原因が待ち合わせ場所などを知らせるための暗号が解読されてしまっているからだとコナンが気づきます。

 FBIはこれを逆手にとって黒づくめの組織をおびき寄せようとしますが、これが罠だと気づかれて逆に窮地に追いやられてしまいました。

 週刊少年サンデー2020年47号“闇夜の追跡劇”では、暗号が罠だと気づかれたのはローマ字表記がヘボン式から訓令式に変わっていることを見抜かれたからということでした。

ヘボン式と訓令式の違いは?

 ヘボン式のローマ字表記は、日本国内外で最も広く利用されている方式で、ジェームス・カーティス・ヘボン氏によって考案されました。

 英語・ラテン語の発音への親和性を重視したヘボン式は外国人のための案内や日本語翻訳用途に向いている方式です。

 訓令式は、1937年9月に第1次近衛内閣が発した昭和12年内閣訓令第3号で公的なローマ字法として定められた方式です。

 1885年に田中館愛橘によって考案された日本式ローマ字を基礎として若干の改変を加えた表記法とのこと。

 このヘボン式と訓令式では、ローマ字の表記が違う部分があります。例えば、「ふ」を表す場合、ヘボン式では「FU」、訓令式では「HU」となります。

 今回黒づくめの組織に暗号が前回のものと違うと気づかれてしまったのは、ジョディ先生が訓令式でローマ字を習っており、今まで暗号を作っていた仲間とは表記法が違ったために起こってしまったことでした。

 たしかに、日本人は訓令式で習っていることが多いので、「ふ」は「HU」としますよね。ジョディ先生は日本人の友人の小学校教師から習ったので訓令式で覚えてしまったということです。

【表記法の違いの例】
・「ふ」:FU(ヘボン式)、HU(訓令式)
・「じ」:JI(ヘボン式)、ZI(訓令式)

 ただ、この違いに気づき逆に攻撃を仕掛けてきた黒づくめの組織…というかRUMの頭のキレが改めて明らかになりました。一体誰なのか気になりますね。

参考

ローマ字 - Wikipedia